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その日の夜、ギーン、ヤゲン、ディー、リク、ソラは,焚火を囲んで座っていた。5人は、それぞれにそれぞれの顔を見合っていた。ただ、ディーは視線を落として黙々と本を読んでいた。目が見えないギーンは、それでも、他の4人の顔の方に目を向けていた。

ガーディアンズはその様子を見下ろすかのように5人の後ろに悠然と佇んでいた。

空気は冷たかったが、洞内は風が遮られていたから焚火の火でなんとか座っていることが出来た。頭上の天蓋からは昼間より遥か遠くなった星が、遠くで煌々と輝いていた。

ギーン「それでは,会議を始めますかな。島の命運を握る大事な大事な会議ですぞ。」

ギーンが口火を切った。ギーンは口火を切って満足そうな顔をしたが、表情は真剣だった。

なんとなく了解した様子で、本を読んでいたディーが視線をあげて鬱陶しそうに続けた。

ディー「そうですね。始めましょう。島の奪還について作戦を練らなければなりません。ただ、私はあくまでオブザーバーです。皆様が決めてくれた内容にしたがいますよ。島のことは皆様の方が詳しいでしょうし。」

ディーは言うが早いか,手にしている本に視線を戻した。

ヤゲンは、諦めたかのようにため息を一つついた。そして、続けた。

ヤゲン「みんなも知ってるとおり、島の構造は単純だ。ここ端の洞窟からは道が一本伸びていて、フクロウ村を通り、獅子の街、そして兎々山脈の中腹にある大教院につながってる。」
ギーン「おそらく奴らは獅子の街に戦力を集中し、われらの最も大切な土地に建つ大教院におぞましくも奴らが本営を築いておる。獅子の街の鳩からの情報じゃ。・・・鳩は夥しい血を浴びておった・・・獅子の街が心配じゃ・・・」

ソラはギーンの発言を聞いて驚いた顔でギーンの方を見た。

リクは、傍らでスースーと気持ちのいい寝息を立てていた。

ギーン「話は単純じゃな。フクロウ村、獅子の街、そして兎々山脈と順に進んでいくしか“道”がない。獅子の街では総力戦になるな。犠牲はさけられんか。」

ディーは本から視線を外さず話を聞いていた。

そのとき、突然5人の後方から声がした。

ウィッツ「山を越えてライオンの街を避けて兎々山の本営を叩く手もあるぞ。ホー。」

その異質な声に一番大きく反応したのは寝ていたリクだった。

リクは声が聞こえた瞬間飛び上がって驚き、頭を岩床に打ってしまった。

リク「い、いきなり入ってくるなよ!というか、お前らみんなしゃべれんのかよ!!いてて、、、」

ディーが白い目を向けてリクに言った。

ディー「驚かせてすまないが、いい加減飛び上がるほど驚かなくていいだろう。彼らは味方なんだ。彼はウィッツ。飛べる彼なんてわざわざ3000メートルも上空に我々よりも1週間も早く駆けつけてくれた。君らがこの洞穴でふさぎ込んでいる間もこの辺りで情報収集をしてくれていたんだ。すべて君らのためなんだぞ。」
リクに白い目を向けているディーを尻目にヤゲンがウィッツの顔をみながら、語りかけた。
ヤゲン「たしかに、その作戦、冬山を超えるのは並大抵じゃねえが、一番犠牲が少なくて済むかもしれねぇ!獅子の街で直接全面対決になるよりはマシかもな。しかしお前、1週間も前からこの辺りをウロウロしていたのか?」

だが、ウィッツの提案は、オブザーバーを名乗る最高権力者にすぐに却下されてしまった。


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