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---ギャラリ(Ep_1)ー---

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リク「おれもいく。おれのような勇敢な戦士が必要だろ」

そう発言したのはくりくりとした大きな目をもったかわいらしい少年だった。

周りの者は、少年が唐突に戦士を名乗ったことに思わず噴き出してしまった。

だが、少年のそばにいたヤゲンは怒りを露わにし、厳しい表情で少年をにらみながら叱るように少年に言った。

ヤゲン「だめだ、リク。おまえはまだ11才だろ。子供だ!お前を連れていけるわけがない。」

リクはすこし背伸びをしながら、応えた。

リク「おれは子供じゃない、偉大な戦士だ。みんなこまってんだ。おれがやつらを八つ裂きにするしかないんだ!」
ヤゲン「その心意気は買うが、お前じゃ無理だ!俺で試してみるか?」
リク「なんだと!上等だ!俺に無理なわけがない!」

ヤゲンが言うが早いか、リクは大きく跳躍して、ヤゲンに躍りかかった。

ヤゲンは冷静にリクを見ながら体勢を斜めにして少年の突撃をかわした。

目標を見失ったリクは、上半身から地面に落ちた。

リク「いてぇ!」

痛がるリクにヤゲンはたしなめるように言った。

ヤゲン「ほらみろ。そんなんじゃやつらに名乗る前に八つ裂きにされちまうぞ!」

リクは顔をくしゃくしゃにし、その両目から涙をあふれさせた。

リク「うわあああああああああん!」

先ほどまでの威勢に反して突然泣き出したリクに周りはすぐにリクが年相応の反応をしたに過ぎないことに気付いた。

そして,年相応のあどけない反応に、周囲の大人たちからは笑みが漏れた。

リク「おれをつれてけ!おれは偉大な戦士だから、おれをつれてくまで、ここをうごかねぇぞ!!!」

リクは腕を組んでその場に座り込んでしまった。

プラクシス「お前はそんなに、戦場にいきたいのか。。。?」

突然声がした。

その突然の声に、周りは,座り込んだリクの横に大きな影がいることに初めて気がつき、漏れていた笑みは跡形もなく失せ去った。

洞窟の天井に居たライオンのような風貌のガーディアンズが、リクに尋ねていた。皆が一様に蝋人形のように固まり、微動だにする者はいなかった。

その機体はいつの間にか少年のそばにいて、片膝をつけてリクの顔に目線を近づけて,リクの顔をじっと眺めていた。

リクは,自分にいきなり話しかけてきた異形にあっけにとられ、口を何度も開けたり閉じたりしながら、目をみて、何とか答えようとした。

リク「せ、戦士だったら、当然だろ!?」
「戦士なのか?勇敢なのか?」
「ああ!おれは勇敢な戦士だ!」

リクのガーディアンズを見る目は,まっすぐだった。リクの目は何をみるときもまっすぐだった。そんなリクの自分に向けられた眼差しだけを大きくゆがませた原因はいったいなんだったろうか。真っすぐなリクの目をじっと見返し、ガーディアンズは、ぽつりと言った。

「よし、お前を勇敢な戦士と信じて、わたし達ガーディアンズの指揮官として認めよう。激しい戦いになるかもしれないが。」

リクをはじめ、周りの者たちが、あんぐりと口をあけていた。特にヤゲンは、大きく開いた口が塞がらないようだった。

いつの間にかガーディアンズや大人たちの近くに来てやり取りを聞いていた少女も、かなり驚いた表情をしていた。

ローワーランドからガーディアンズを引き連れて来た冷徹なディーも,口を半分開けていた。

しかし,同時にディーはリクが指揮官であればフォーチュンアイレットの民を裏からコントロールしやすいと思った。ディーは、ローワーランド中央政府とクラリセ郡のエネルギー結晶体取引について重要な密命を受けていた。密命を果たすために、ディーはリクを指揮官に据えることは得策だと考えた。

そして、そのことに周巡したとき,ディーの目は中空を睨みながら光を増した。ディーは、プラクシスが同じ考えでリクを指揮官に指名したと思った。プラクシスの考えが違うところにあることをディーが知るのはずっと先のことだった。

「認めよう。リク。君が指揮官だ。」

ディーは,落ち着いた声で宣言した。

周囲が再びざわめいた。少女も,宣言したディーを不安そうな表情で見つめていた。


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