---アイキャッチグラフィックス(Chapter全体)---

---コピー---

---ギャラリ(Ep_1)ー---

---コピー---

---ギャラリー---(Ep_2)

---コピー---

---ギャラリー---(Ep_3)

---コピー---

---ギャラリー---(Ep_4)

---コピー---

---ギャラリー---(Ep_5)




ギーン「ひ、1人。 あ、あなただけ、、、ですか?

ギーンの口が少し開いた。口元は僅かにふるえていた。

ギーン「い、一体どういうことなんだ?た、戯れなら時と場合を考えていただきたい・・・

虫が突然辺りを飛び回った。虫たちの発する光が洞窟の中で乱反射した。

ギーンが先ほどまでの媚びた甘えるような眼を一転吊り上げ、ディーに鋭い疑惑の眼差しを向けた。

ディーはギーンの心配を楽しむかのように口元を緩め、ギーンにそっとちかづいた。

そして、はっきりとした声で何事かをギーンに告げた。

ギーン「えっ!

ギーンの目と口は大きく見開かれ,口からは唾液がいくらか飛んだ。。

少女はずっと奥から、ギーンとディーのやりとりを、光のない目でぼんやりと眺めていた。

ギーン「た、大変失礼しましたぁあ、総司令官殿ぉ。お、おい、すぐにこの方のためにありったけの酒と食事をわしが今使っているテントにお持ちしろ!わしのテントは今日からこの方に使っていただくからな!わしは2番目に上等のテントに移る。

ギーンは吹き出した冷や汗を拭った。

周りはディーがギーンに何を告げたのかわからず首を傾げたが、ギーンは周囲の様子を一顧だにせず、ただ俯いて汗を拭っていた。

ディーは、何に苛立っているのか、眉間にしわを寄せていた。

そして、しきりに横目で、入り口の外の辺りをみていた。

ディーはそこに人影がないことを確認して安堵しているようだった。

突然、洞窟の中を稲妻の光が照らした。
それ自体は珍しいことではなかった。しかし、いつもと違ったのは,洞窟の中の者たちが、頭上に感じたことのない圧力を感じたことだった。
あるものは、頭上の星が落ちてきて洞窟に蓋をしたように錯覚し、蹲って頭を手で覆った。 ----------------------

------みなが頭上からの圧力に天井を見上げた時、大きく穿たれた洞穴の天蓋には、何者かの影が煌々と燃えていた。

だが,目の見えないギーンにもみえたそれは、本当に影だったのか。。。


----それは誰もが無視できないほど巨大な質量を感じさせた。。。

ディーはとっさにその影の主を把握した。そして、叫んだ。

ディー「おいっ!待機していろ!そう命令したはずだ!

ディーが影にぶつけた怒鳴り声には怒りの他に明らかに怯えと焦りの感情が混じっていた。

----ごおおっ-----

洞窟の底から穿った天井に突風が抜けた。

?「…護衛対象を知っておきたかった。それに直接の指揮命令系統はウィッツだ。

影が答えた。

まるで万人を凍えさせる洞窟の冷気と一体化したような温度の低い声だった。

ディー「そんなことはわかっているプラクシス!お前たちの構造は嫌というほど頭に叩き込んださ。
プラクシス「ご苦労なことだが、俺たちはアンタに危害を加えることはない。司令官殿。

無表情なはずのプラクシスの貌は、どこか憂えた笑みをたたえているように見えた

ディー「もういい!おい!お前達も入ってこい!

---「すっ!」---

洞窟の天井にいた影が降りてきた。

それと同時に洞窟の出入り口からも、2体の影が洞内に入ってきた。

三体の姿があらわになったとき、周りの誰もが三体のあまりの異形に凍りついた。周りはただ、その仰々しいフォルムと動物を模したのであろう顔つきに絶句するしかなかった。

誰も、いいものか悪いものかさえ、判断できなかった。

三体の姿を洞窟の奥で少女もぼんやりとみていた。

少女の眼が三体の姿を識別した刹那、少女の脳裏に高速の映像が流れた。

少女は驚いた様子で口をかすかに開けた。

映像は早すぎ、そしてぼんやりとしていたため、少女にもその内容ははっきりとは判らなかった。ただ、幼い頃の記憶が、三体の異形を見た刹那、自身の脳裏に走馬灯のように映し出された理由を少女は懸命に探っていた。しかし、脳裏によぎった記憶の内容も、記憶がよぎった理由も、どうしても判らなかった。

---行き先を見失い中空を見つめる少女の目は、但し、今ははっきりと3体の魔物を見据えていた。

少女は自分の背に使命感がズシリと重くのしかかるのを感じていた。何をすれば良いのかは、まだ、判らない。ただ、何かをしなければならいことだけははっきりと分かった。

少女の瞳には、2度と宿らないはずの意志を宿した灯が、うっすらと再び灯火されていた---


→NOTE×I2コラボ! キャラクター保護法務 × NOTE